闇愛


自分の手に貼られた絆創膏を椿はジッと見つめる。



…いや、睨んでいる…?



しかし



睨まれているうさぎのそれはニコニコと微笑み返す。



「ごめんね。今日これしかなくてさ。」



未だ睨み続けている椿に声をかける。



「いや、いい。サンキュッ」



私の髪をぐしゃぐしゃにしながら椿は少し笑う。


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