労苦
第14章
     14
 水曜の午後五時過ぎまで、南新宿署の帳場で話をした後、署を出る。


 そして駐車場に停めていた車に乗り込み、警視庁へと走らせた。


 ハンドルを握りながらも、疲れているのを感じる。


 疲労はあった。


 夏の夕方は涼しいはずだが、都内は全域が熱を持っている。


 帰庁し、一課のフロアへと入っていった。


 デスクに座り、パソコンに向かう。


 キーを叩き、報告書などを打った。


「梶間さん」


「何?」


「門島警部補って一体どんな方だったんです?」


「聞きたい?」




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