労苦
第95章
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 その日、南新宿署の帳場で前田と話をした後、午後6時過ぎには街を出た。


 そして帰庁する。


 残務をこなし、午後9時を回る頃には警視庁本部庁舎を出た。


 桜田門駅から地下鉄に乗って、家路に着く。


 晴海が出迎えてくれ、共に食事を取った後、混浴し、一晩眠る。


 翌日も普通に出勤した。


 疲れていたが、通常通り仕事する。


 また時が経ち、週が明けて、月曜になった。


 朝早く起きて、眠っている妻を起こさないようにし、上下ともスーツで身を固めて警視庁へと向かう。


 一課のフロアで仕事をこなした。


 デスクのパソコンのキーを叩き、庶務や雑用などを行う。


 つまらないのだが、これも仕事だ。
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