自称異物少女と誠の武士
第五章 監察の彼とハプニング





屯所での生活が始まって二週間が過ぎた頃、事件は起きた。



いつもこっそり人がいない部屋で着替えをしていた。



その時から何者かに見張られていたことには気付いていた。



だから着替えは慎重にしていた。



流石に女子なので男に裸を見られるのは嫌なのだ。



その何者かは堂々と姿を現したことがなかったから完全に油断した。



まさか堂々と入ってくるとは……。




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