自称異物少女と誠の武士
第六章 酒は飲んでも飲まれるな!





深いため息を吐く。



「おい、こんな綺麗な人に囲まれてるっていうのにため息吐いてんじゃねぇよ」



原田の手が降って来た。痛いのですが。



「だって俺はまだ子供な訳で、酒飲めないのにこんな所に連れて来られたらため息だって吐くでしょうが」



今、私は島原の店にいた。




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