鬼姫伝説 Ⅰ



ただ、側にいたかった。




他になにも望んではいない。






鬼として生まれてきた。






ただそれだけで、恨むことしか人間を憎むことしかできなかった。






それだけだった命に、光がさした。






その光は、温かく温もりをくれた。






少しだけ、未来を信じられた。






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