君詩
第一章 笑顔

きっかけ

「痛ッッッ!」

初めて話したのは小6のとき。


窓閉めをしていたら、指を挟んでしまったのが始まり


「あぁ…血が出てる」



今日はついてない


廊下で転ぶし、1000円札はなくすし…。


「はぁ…。」



『有希??どぅかしたの?』


振り向くと同じのクラスの水本 涼がいた。


「指挟んじゃったあ…。」


『保健室行ったら?』


「ん-、大丈夫。」


『なら、いいけどさ!』



「うん、ありがと!」
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