君に捧げる花束を




野風が口のはしにピーナッツバターをつけたままもふもふ言った。





「野風だけには、普通じゃないとか言われたくない…。」






清花がぼそっというと、まりあが真面目に相槌をうった。




「それはそう。だって、函南君かっこいいって言っている子沢山いるもん!」





「あぁー。顔かっこいいしね。」





「野風のメンクイ!函南君は顔だけじゃなくってねえ…」



「あーハイハイ。わかったわかった。」


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