好きって気づいた


しばらくして歩いていると別れ道に到着。


神「それじゃぁ私はこっちだからまたな。」


沖「もう暗いから送って行きやすかィ?」



神「すぐそこだから大丈夫ネ!
また駄菓子屋行こうナ‼」



沖「おう。それじゃぁまたな」


手を振りお互い背を向けて
自分たちの家へと向かい始めた


確かに少し暗くなってきた


春とはいえ少し明るくはなってきたものの
掃除と寄り道したらさすがに暗くなってきた


まぁ家に帰っても一人だから
心配する人なんていないけどな



パピーもなかなか家に帰らないから
あの家を出て自立するって決めてここに来たし


だから誰も知らない。
知ってるのは3ーZの生徒で姉御と九ちゃん、
そよちゃんに新八アル。

あ、そういえば
マヨとゴリにも知られてるんだよナ

姉御がうちに来た時ゴリがストーカーしてて
マヨに場所教えて迎え来てもらったんだっけ


意外にもクラスの友達には知られてた
まぁいいけどな。


あとは担任の銀ちゃん
何かと独り暮らしだからって助けてくれる


銀ちゃんは優しいネ



ここに来て皆と仲良くなって
楽しいことが増えた。


この時間を失ないたくない


前みたいな寂しい想いはもう嫌アル


ここにいれば大丈夫



そう自分に言い聞かせ家へと向かった。





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