【続】キミとひとつになれたら
「四ノ宮くんは、初めて私を必要としてくれた人だから……。嬉しかったの。こんな厄病神の私を必要としてくれて。愛してくれて……」
本当の本当に嬉しかった。
大切にしたいと思った。
こんな私を愛してくれた彼を。
ずっと寄り添っていれたらなって思ってたのに……。
「小春ちゃんは僕の女神だから。絶対に必要な存在なんだよ。小春ちゃんがいなければ今頃僕はこの世にいなかっただろうね」
「大袈裟な事言わないで……」
多少のぎこちなさがあるものの。
四ノ宮くんと普通に会話してる事が少し嘘みたいに思えた。
もし。
もしも例えばの話。
彼が両親から愛されていたなら。
愛情を注いでもらえてたら、こんな歪んだ愛情を注ぎ続ける事なんてなかったかもしれないのに。