藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
ダメだ。ダメだ。


私はブンブンと頭を振った。


一人だとどうしてもネガティヴな考えばかり浮かんでしまう。


私は藤くんと付き合ってるし、藤くんは私のこと好きなんだ。


うん。よし。


私は自分の業務に集中すべく、シャーペンを握り直す。


そして開いた日誌の今日の日付のページに時間割を書き写した。


そして、一番下の欄には今日の一言。


今までその欄には他の人が何を書いているのか、ページをパラパラとめくって確認する。


"眠い"


"腹減った"


ここは何か欲求を書くページだったっけ?


とりあえずたいしたことは全く書かれていないようだ。


じゃあ私も……


握りしめたシャーペンでスラスラと書き連ねる。



「藤くんが今日もかっこよかった…」


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