藤くんが今日も冷たい件について(仮)【完】
ーーー翌朝。


いつものように下駄箱の横の壁にもたれかかりうつむき加減で待ち構えていた。



「おはよー」


「うすっ」



到着した生徒からの飛び交う挨拶がたくさん耳に入る。


時には「あはは」なんてテンションの高い笑い声なんかが聞こえてきて、この世は朝っぱらからなんて平和なんだと感じてしまう。



「また待ち伏せ?」


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