私が出会った最強男
それからはリュウキと抱き合って寝ていた。

『ねぇ、リュウキ。愛ってなんなんだろうね。』

「そうだな。一番近くにあって一番遠いものだな。」

ピルルル。

リュウキの携帯がなった。

「____あぁ。今からいく。」

電話の相手はミズキ?

「いくぞ。」

そして、私達はどちらでもなくお互いに手をつなぐ。

車のなかでも、倉庫のなかでも。

ミズキにふしんがられるぐらい

私達は離すことを知らないようにずっと手をつないでいた。

繋いでいてももっともっとって思う私はおかしいのかな?




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