女神の微笑み
「どうしたの?!」

びっくりしたような春美の問いかけにも答えず、アヤは店を出た。

すぐにでもタクシーをひろうつもりだった。

留守番電話に残されたメッセージはやはり、<母が危ない>というものだった。

勤め先を病院に告げていなかったことを悔いたが、そんなこと、今となっては後の祭りだ。

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