女神の微笑み
「本当言うとね…あれからしばらく何もする気になれなかったの…でも今はね、何とか残された人生を生きて行こうって思ったから、週に2、3日だけど仕事に戻れるようになったのよ」

「そっか…でもさぁ、それでいいの?考え方によってはね、ある日突然事故にあって死んじゃう人達なんかよりは自分のことについてもこれまでの人生についてもいろいろ考える時間があるわけじゃん。なんかこれだけはやっておきたいこととかはない?手伝うよ。親孝行とかそんな言葉、私のしょうに合わないけどさ」

アヤは今表現できる限り、精一杯明るく、そう言った。

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