【短編】森田当麻の奇妙な休日
男の子はあどけない笑顔で優衣をみている。
「お姉ちゃん!何してるの?」
「あ、えっと……」
尾行だなんて言えないし……。
言葉に困っていると、当麻がいつの間にか公園を出ていっていた。
このままじゃ見失う!!
「ごめんね!お姉ちゃん、行くところあるから!」
「えーっ。僕と遊んでよ」
男の子が涙目で優衣をみつめた。
泣かしちゃいけない。
「……じゃあ、ちょっとだけね」
優衣は当麻が商店街の方に行くのを確認すると、男の子と遊ぶことを決めた。