弱気な俺の恋
約束の七夕、花火大会

手をつないで、人混みを歩く

少し人の少ない所に場所をとる

「すごい人だね…ちょっと疲れたよ」

「俺も、花火大会なめてた」

途中、大学の友達に会ったり

アオとナナだ!!って、ファンかな?

に会ったりしたけど、俺達は手を離さなかった

初めて外で見る花火大会

思った以上の音のデカさ!!

ド迫力に俺は、口を開けて魅入っていた

結がぎゅっと手に力を入れたから

結の方を見た


「奏汰…あたし、幸せだよ」


花火の音が邪魔したけど、確かに言った


「俺も、幸せだ」


俺達は、笑いあった

そして、引き寄せられるように顔を近づける


ドーーーーーーーン!!!


「「うわぁ!!」」


最後の1番デカイ花火があがった

音に驚いて

俺達は、離れた


やばい!!


俺、またキスしようとした!!


ダメダメ!!


気合いを入れ直して、結の手を引いて

帰った


「花火、綺麗だったね!!」

「凄かったなぁ!!」

「首が痛くなっちゃった!あははっ」

「俺も!!あははっ」





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