一瞬の風になれ



しばらく歩いて
この角を曲がればもう、




もう…





「…ちー…す///」




ええぇえぇ♂≠○※〓☆?!




待ち合わせ場所にいたのは井上先輩だ




「先来てたやつに俺がココ通った時に捕まって…」




「ご、ごめんなさい…」




バかぁ…ι

ども、あたし浴衣…先輩にはどう移ってるのかな




「小谷野さんとだったら嬉しいや、でめ俺筋トレしてて汗だく何だよね」




先輩がTシャツを掴んで扇いだ。




「じゃあ、先に先輩の用意してからで」




「…んと、めんどくさいし、家来て?」




「へ…?」





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