紅一点の最強美少女!!!
キッと睨み付けると、何が可笑しいのか笑った類を見て諦めのため息をつく。
始め、陽達とあった時、類はあまり笑わないって言ってたような気がするけど。
最近になって思う。
全然そんなことないじゃんって。
そんな事を言えば『杏ちゃんの前だからだよ! 』なんて陽に返されたけど、私から見る限り類は陽達といる時も笑っている。
それこそ、初めは直視するのにも顔が赤くなりそうだったけど、今では……いや、今でも多少は赤くなるか。
『どうかしたか』
『んー…考え事』
不思議そうに私を見た類に頭を横に振ると、類はふーん…と面白くなさそうに呟いた。
ふーんって何。ふーんって!
そっちから聞いたんでしょうが。
1人心の中で類にツッコミをいれ呆れる。
全く…類はたまに何考えているのか分からないところが有るよね。
暴走族って言う割には、バイク乗って学校に来ているくらいだし。
それこそ、倉庫とかでたむろってるとか。
特に喧嘩することもないし、未成年飲酒とか喫煙とかしているわけでもない。
ましてや、真面目に学校に通っている。
……これ、普通の男子高校生となんら変わりないのでは?
詳しく言えば、普通の男子高校生よりは頭の色が派手で少し馬鹿なだけだ。