夜の跡
そこはとてもとても輝いている場所だった。すごくきれいな街のようで、だけど町よりもっと大きい場所だった。
「もうすぐ王女様のお城につきます。」
目の前はさっきから見ていたきれいな景色なんか比べ物にならないくらいきれいな景色が広がっていた。
「わぁ・・・素敵・・・」
「たしかにきれいだね。」
楓と風鈴は外を眺めて喜んでいた。が、流季だけは何も見ていないような眼で外を眺めていた。



「ここが王女様の城でございます。」
案内された場所はとても言葉にできないぐらいきらびやかできれいな城だった。
中へ通された三人は、王女の部屋まで歩いていく。
楓と風鈴は周りをきょろきょろしていた。
そしてついに、王女のいる部屋の前にたどり着いた。
そして、扉は開いた。

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