現在進行形の恋〜 8年越しの想い 〜
玉名高校はあたしが住んでいる市の
隣の隣にあるから電車で通うことになる。
1時間弱かかるけど
途中で彩華も乗ってくるし
全然苦じゃないんだ。
「ももおはよ。」
「彩華、おはよう。」
「あのね、もも。
初日からすごく申し訳ないんだけど
今日小野くんと制服デート
することになってて...」
彩華は小野くんとあれからずっと続いてて
同じ玉名高校に入学した。
「全然気にしないで。
帰りは一人で帰れるから!
デート楽しんで?」
微笑んでそう返事をする。
「ごめんね、ありがとう。
あとねもも。蓮くんの事なんだけど...」
「あー、蓮の事なら全然平気!
あたしはイケメンの彼氏ゲットするんだ〜!」
ほんとは全然平気じゃない。
でも今は彩華に心配かけたくなかった。
「あ、でもね、それが...」
彩華がなにか言いかけた時
ちょうど降りる駅についた。
「彩華!降りないと。行こ?」
なにか言いたそうにしてたけど
あたしは話を変えたくて
無理矢理ほかの話に変えた。