最高の恋の見つけ方
久しぶりにカフェで待ち合わせたゆいは、先に来ていて、私を見つけると、嬉しそうに手を振った。


私が席に着くなり、顔がいい男はだめだ、とゆいは言った。


そうたさんと付き合えばいいのにっと思わず言いかけて、やめた。


そうたさんは自宅でイグアナと蛇を3匹飼っているらしく、それがネックになって、会うのを躊躇していると、前に聞いていたのだ。


「蛇とイグアナさえ、克服出来ればねえ」


ゆいが、ため息交じりに、つぶやいた。


「なんとか、ならないの?」


「愛があれば、なんとかなるか」


運ばれてきたザッハートルテを頬張るゆい。



「そういう絵里こそ、どうなのよ、まだ仙人生活続けてるの?」


「仙人じゃないよ、仙女、でもまあ、続けてるよ。合コンとか、行かないし、サークルは一応入ってるけど、恋愛興味ない、今は」



「まあ、高校時代の絵里ちゃんが聞いたらびっくりするね」





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