最高の恋の見つけ方
「自分から、連絡したらいいのに」


「いいの」


「葵くん、無事に大学生になったのかね」



「うーん。実は葵くんのママが教えてくれたんだけど、大学受かったらしいよ、どこかは聞かなかったけど」



「よかったじゃん」



「そんなことより、早くそうたさんとデートしろっての」


「ふふふ、絵里のお願い、聞いてあげようかな」


「そうそう、お願いしまーす。はやくゆいとそうたさんに付き合ってもらって、私もそうたさんに会いたいです。」


まんざらでもなさそうに、ゆいが笑う。


「頑張ってみる」


「そうそう、その調子」



「実は、盆栽展に一緒に行かないかって誘われてんの」



「やったあ」


二人が付き合ったら、祝杯をあげねば。


こんな風に、水曜日の夕方が暮れていく。私の日常。


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