最高の恋の見つけ方
「絵里ちん、そんな目の前で目、ウルウルされたら、ご飯食べれないよ」



「ごめん、なんか、嬉しくて」



私は、慌てて涙を拭いた。



「絵里、綺麗になったね。一年前より、ずっとずっと、綺麗になった」



「もう、こんなバイト帰りじゃなかったら、もっと綺麗になれたのに。この一年で、化粧だって、上手くなったんだよ」




「女子大生だもんね」



「葵くんも、おめでとう。大学、受かったって聞いたよ」



「ありがとう」



「そういえば、どこの大学行くの?何学部?」



ご飯を食べながら、私は聞いた。近くの大学だったらいいなと思いながら。


葵くんは、ちょっと嬉しそうに、私を見た。





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