最高の恋の見つけ方
「葵くんの愛、一杯ちょうだい」



「一年分じゃ足りないかも。俺、絵里のこと、死ぬほど愛してるから」


葵くんは、もう一度、きつく私を抱きしめた。



「このまま、襲っちゃいたいくらいだけど」



葵くんは私の部屋を見渡す。



「おなかすいた。絵里の手料理、食べたい」



「私も、葵くんに食べてほしいな」



「絵里を?それとも、料理?」



「どっちもだよ」


葵くんの手を、私の胸に当てる。どきどきしてるから。


それから、二人でテーブルをセットした。


私のうちで初めて、葵くんとご飯を食べる。


美味しそうに食べる葵くん。



お母さんにあとで、お礼を言おう。最高のサプライズだったから。

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