最高の恋の見つけ方
「絵里ちん」



「なあに、葵くん」



「これは、うちの親と、絵里ちんの親からの、大学合格サプライズプレゼントなんだけど」



「え、何それ?」


ちょっと心配になってくる。



「俺たち、またお隣同士になったから」



「え?」



そういえば、ひと月前くらいに、前のお隣さんだったゆかさんが、引っ越していって、隣が空いていたことを思い出した。


今朝、バイトに行く前に、引っ越しトラックがアパートの前に停まっていたことも。



「うそ、じゃあ私たち、また毎日一緒にいられるの?」



黙って、頷く葵くん。



「驚かせたくて、今日まで黙ってたの。ごめんね」



「信じられない。葵くん、もし私に新しい彼氏がいたら、どうするつもりだったの?」




< 142 / 147 >

この作品をシェア

pagetop