月影の涙Ⅱ~私はただの人形~【完】
葉月「なにか可笑しいか?」

稀月「ったく。じゃあ湯船の方見てみ?」




葉月と目が合った。一瞬目を見開いたが普通に戻った。




葉月「なにか問題でも?」

稀月「多ありよ!取り敢えず出るわよ!」

葉月「まだ洗い終わってない。」

稀月「はい!さっさと出る!」





無理やり葉月を押して出て行った。




な、なんか助かったぁ~



やっぱり稀月は葉月の秘密を知ってんだな。
本当に何もんだよ。










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稀月「その答えはいずれ分かるよ。」






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