学園世界のイロジカル
…まあ、気を取り直して。
耳を塞ぎたい…いやもう塞いでるのだけれど…すっごい歓声の中で、私はただブザーの音を待つ。
……それは、突然。
ブザーの音が高く、深く、広く響き渡り……
私たち観客席と2人の間に、見えない壁ができているのが分かった。
「…ナミが古城に入ったね」
「せっかくだし、外で戦うより中の方が楽しいよー」
「体験者なんですか?」
「一応一昨年まではこの人やる気あったからね…」
龍矢の言葉にシロさんは「そうだったかもねー」なんてゆうゆる〜い返事をへらへらと笑いながら言う。
……この2人の関係ってなんなんだ。
全く似てないように見えて、実はすっごく似ている気がする。
龍矢は、私と龍矢が似ているって言ってたけど…それはシロさんにも共通するんじゃないかな。
いや、シロさんはもしかしたら元々そーゆー性格なのかもしれない、けど…
「やっぱり上の地位だけあるってことかな…」
人を操作するのが、きっと得意なんだろうな、シロさんは。
それを無邪気な笑顔でやるもんだからそりゃみんな騙されるわ。
……実際はただの女たらしだったりするけども。
「椿、始まりましたよ!」
その言葉に顔を上げると…2人がもう、激しい攻防を繰り広げていた。
決して広くない古城の廊下、ナミの闇と赤色が混ざった、なんかもうカオスとしか言いようがない色の魔法が手から放たれる。
その姿は妖艶にして美しい。いつものナミと、なんだか雰囲気が違う……!
ナミの魔法を簡単に避けた柊に、その先を予想していたらしいナミの魔法がスレスレで通る。
ちょっと難しい感じだったけど避けた柊はそのままバックステップ。
ニヤリ、と笑うとタブレットを操作し始めて……
その隙に、とまるで言うようにナミがまた魔法を繰り出す…けど、それは当たる寸前で何かに跳ね返され、ナミに当たりかける。
けどそれをまた新たな魔法で防御し……
すごいスピードで行われる決闘は、今のところ五分五分。
耳を塞ぎたい…いやもう塞いでるのだけれど…すっごい歓声の中で、私はただブザーの音を待つ。
……それは、突然。
ブザーの音が高く、深く、広く響き渡り……
私たち観客席と2人の間に、見えない壁ができているのが分かった。
「…ナミが古城に入ったね」
「せっかくだし、外で戦うより中の方が楽しいよー」
「体験者なんですか?」
「一応一昨年まではこの人やる気あったからね…」
龍矢の言葉にシロさんは「そうだったかもねー」なんてゆうゆる〜い返事をへらへらと笑いながら言う。
……この2人の関係ってなんなんだ。
全く似てないように見えて、実はすっごく似ている気がする。
龍矢は、私と龍矢が似ているって言ってたけど…それはシロさんにも共通するんじゃないかな。
いや、シロさんはもしかしたら元々そーゆー性格なのかもしれない、けど…
「やっぱり上の地位だけあるってことかな…」
人を操作するのが、きっと得意なんだろうな、シロさんは。
それを無邪気な笑顔でやるもんだからそりゃみんな騙されるわ。
……実際はただの女たらしだったりするけども。
「椿、始まりましたよ!」
その言葉に顔を上げると…2人がもう、激しい攻防を繰り広げていた。
決して広くない古城の廊下、ナミの闇と赤色が混ざった、なんかもうカオスとしか言いようがない色の魔法が手から放たれる。
その姿は妖艶にして美しい。いつものナミと、なんだか雰囲気が違う……!
ナミの魔法を簡単に避けた柊に、その先を予想していたらしいナミの魔法がスレスレで通る。
ちょっと難しい感じだったけど避けた柊はそのままバックステップ。
ニヤリ、と笑うとタブレットを操作し始めて……
その隙に、とまるで言うようにナミがまた魔法を繰り出す…けど、それは当たる寸前で何かに跳ね返され、ナミに当たりかける。
けどそれをまた新たな魔法で防御し……
すごいスピードで行われる決闘は、今のところ五分五分。