クールガールと獣《ケダモノ》くん
仕方なく、家に入れた。


この家に、人を入れたのはコイツが初めてだ。


「クゥ~涼しいわ~」


リビングのソファーに
当たり前のようにダイブした。


「学校は?」


「こっちのセリフ。
お前出てこねえし、恭ちゃんは相変わらずだしつまんなすぎ…」


「恭二は相変わらずなんだ…」


「あ…わりい。
名前出した…」


「いいよ。あ、何か飲む?」


「おう!」


恭二の名前は聞きたくない


「なー結衣~」


「何?」


「結衣って独り暮らし?」

「母親と二人だけど、
帰ってこないわよ。
今は男のところ。」


「そっか。」


「はい、麦茶。」


ツンツン頭は、一気に
麦茶を飲み干した。



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