-8年後-
-2年目-

新しい入学式

美歩 女子高を選んだのには
また面倒なことに巻き込まれ
たくなかった…

あなたの高校に行くことだけが
私の道ではないと気付いた。

高校の入学式

私は不安だった。

誰も知っている人は
いなく…

不安で不安で仕方なかった。

私は美術部に入ることを
決めていた。

出席番号順で並ぶと
気が合いそうな人が
私の前に並んでいた。

私は高校で変わるんだ!
と内心葛藤していた。

勇気をだして
前の人に話しかけた。

「名前何て言うの?」

「彩花だよ!」

「私 美歩だよ!部活は美術部に
しようと思ってるの!」

「私も美術部に入る!」

「一緒に美術部見学行こうよ!」

「いいよ!」

最初の授業

うわー…暗黙の前の席だよ…

授業緊張する…

慌てて次の授業の準備をする。

授業開始3分前

トントン…

誰かが私の背中を叩いた

え?私は振り返ると…

「教科書間違って出してるよ!」

「あー!ありがとう!」

天然がもうばれてしまったー!

女子高だし…うん わざとやってると
勘違いしないからいいかな~
女子高に助けられた。

弁当の時間だ…
どうしよう…どうしよう…

は!

よし 一緒にお弁当食べようと
誘うか!

変わるんだ美歩!!!

少し話した2人をお弁当に
誘った~!

1人でお弁当を
食べている子を見付けた!

友達の里香ちゃんは
「じゃあ私呼んでくる!」

は~☆めっちゃいい子だ!

そして4人のグループが出来た!


あれから1年と1ヶ月経ったかな。

新しい友達も増えてクラスに
馴染めるようになったよ!

前の私とは思えない成長ぶり
だと思う。

まぁ女子高だから
誰かと付き合うと
いうことはないけれど
楽しく高校生活おくってます。

あなたの高校に行くことだけが
私の道じゃないと思った。

私は私の道を行けばいいんだと
思う。

道は1つだけじゃない
道は枝分かれしていて
選ぶのは自分次第で
答えが1つだけなんて
限らない。

自分の選択次第で
良くも悪くも出来る。

きっと道はたくさんある。
ただ、探せないだけ。
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