俺様男子と無口な男子、キミならどちらを選びます?
ビクッッ!!!
明らかに飛び上がった肩。
図星やな。
私は少しでも不安を無くせたらと思い、アンちゃんの方へ体を寄せる。
と言うか満員電車ならぬ満員ゴンドラなので、少しくっつこうと思っただけだったのだが、押されて思った以上にくっついてしまった。
「あ…ご、ごめん…アンちゃん…」
「ううん…大丈夫…」
━━改めてアンちゃんを見ると、女子よりも長いまつげに大きな瞳。
そして、整った顔。
顔は女子っぽいけど、体は男子なんやなぁと思う高身長と筋肉。
━━…あぁ…どうしよ…めっちゃ幸せやんけ…
ハルには悪いけど、楽しませてもらおう。
今度こそ悔いのないように…
そう、心に誓った。