幽霊なキミ。
「え?」




私は一瞬固まってしまった。





神崎直人がいない……?







「そ、それって……!!」







まさか、本当に死んでしまっているの!?







私の目にあっという間に涙が溜まる。








「残念だけど……」





受付のおじさんは口元に気まずそうな笑みを浮かべていた。






そんな……!





そんなことってあっていいの!?
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