意地悪な君と意地っ張りな私
「いや…詳しくは言えない…」
ごめん、菊井。
これはもう、忘れたいくらいの過去なんだ。
口にだしてしまうと
それまでとどめてたものが出て行きそうで。
「そうか。」
菊井もそれ以上聞かなかった。
でも一つだけは言う。
「私、もう人を信用できないかもしれない。」
なんて、言われても困るよね。
「ごめん、忘れて?」
「お前の過去に何があったかは知らないけど
ほんとに誰も信用できねーのか??」
菊井は意外なことに話を聞いてくれようとしてる。
「人を信用すると裏切られた時が怖いから」
私もなぜか菊井の問いに答えた。
すると菊井は…