【超短編】私の隣
仕事中の彼にも、惹かれた。




一生懸命仕事をしている、彼の後姿はかっこよかった。




でも、彼の目は冷たかった。




彼の冷たい目を、直視することが出来なかった。




なぜならば、彼の目を見ると、ズキズキと、仕事が出来ない私のマイナス思考の気持ちに、突き刺さるからだ。




一年間、彼の冷たい目には、慣れることはなかった。




真剣に仕事をしているがゆえとわかっていながらも・・・




彼と一緒に仕事をしていた時間で、彼は、自分に自信を持って仕事をしていることを感じた。




私は、努力をしても、どんなことも自分に自信を持てないできた。




彼は、私が持っていなくて、欲しいといつも感じていた、自分への自信を持っていることは、優しさや仕事が出来る以外に、彼に惹かれた、最大の理由かもしれない。
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