孤独の一匹狼
俺は咄嗟に手を振り払った
そしたら、春陽と呼ばれた凛久を蹴ろうとした女が俺に威嚇をした
そして、その女は俺に向かって
『てめぇー、蘭の好意を無駄にしやがって、、、
噂通り、落ちぶれたようだな・・・【白狼(ハクロウ)】も、、、
いや、【狼王(ロウオウ)】が落ちぶれたのか、、、』
と俺に放った
殺気を少し含んだ睨みと共に
『落ちぶれた』か、、、
そんなの俺が一番理解している
俺はふと、床に視線を落とした
床に絆創膏が落ちているのが目についた
絆創膏?
俺は落ちている絆創膏を拾った
なぜ絆創膏が落ちている?
さっきまでなかったはずだ
仁「っ!」
急に左手が痛み出した