シークレットガール!【完】

華が咲く夜




****


「優季」


「…分かってる。条件付きなら認めてやる」


条件。……………。


「うん、わかった」


けっこーハードなものじゃないことを願っておこう。


夏休みは巡って巡ってもう8月。


我が北府高校の夏休みは他の学校と同じころから夏休みが始まる。


しかし、北府高校は進学校であることを忘れてはいけない。


7月終わりいっぱいまで夏期講座という英数国の講習があるのだ。


それは自由参加であるので、あたしは参加しないで紙を提出しようとしたが、アホ優季が全部参加に秘密裏に変え、提出しよった。


うん。ムカついた。


その日の夕食はオムライス in 唐辛子&ワサビにしてやった。


夏期講習なんて面倒極まりない。


なら、サボればいいと思った。


しかし、優季はそれを見越していて、合鍵を持っているのを良いことにあたしの家に不法に入り込み、あたしを毎日6時30分に起こしてきた。


無理矢理制服を着かされ、…もううんざりでしたよ。


そして、8月始めは登校日。


なんか知らない抜き打ち英単語テストなら、ラインナップは濃かったのは覚えている。


その次の日は台風直撃。


その日1日、ゲームをしていた。


台風通過後は優季の家にお泊まり。


丸1日優季に買い物に付き合わされたりした日もあった。


そして、今日。











花火大会当日であーーる!

















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