美女と獅龍
コンコンー、とドアをノックする音。
「失礼します。」
透哉が校長室に入ってきた。
今から、蓮君と透哉の2人から説教されるのは 大分 しんどいからやめて欲しいんだけど。
「麗夜、なんか6代目幹部が倉庫に来てるらしい。
下っ端たちが相手してるけど、対処しきれないから 早く帰って来い、って 流星から。」
6代目だと、2代前の人たちだよね。
かろうじて 面識あるレベルの人たちじゃん。
俺だって、行って 何したらいいか分かんないし。
「俺、もうちょっと蓮君と喋りたいから 透哉 先に行ってたよ。」
なってしまったものは仕方ないし、クラス委員長とか 生徒会のこととかについて 聞いておきたいんだよね。
根は真面目だからさ。
……まぁ、倉庫に行きたくないから 今 そのことについて聞くわけなんだけど。
「麗夜、今日 歩きだろ⁇
何時間かけて倉庫に来るつもりなんだ⁇」
……そうだった、今日 兄貴と姉貴に連れてこられたから 歩いて学校まで来たんだ。
「1回 家帰ってから 行くよ。」
「お前、家帰ったら もう外出ねーだろ。
蓮人さんと話したいことがあるなら、待ってるから 早くしろ。」
確かにー、流石透哉 俺の行動把握してるー。