あの日見た放課後の夕日
夕日
あれから一週間がたった。




この一週間で私と椎君の間に変化が起きた。




それは4日前のこと。





『未羽』




『どうしたの?』




いつもの朝、なぜか椎君は真剣な顔をしていた。





正直こんな顔、サッカーしてる以外に見たことが無い。





『…付き合わない?』





『…え?』





一瞬耳を疑った。





付き合うって?





私が求めていたお付き合いのこと?





『未羽が好き。…俺と付き合って』





…そんなの…




私の答えは迷わず決まっている。





私も好き。





椎君が好き。




本当は前から気づいてた。




けど、私から気持ちを伝えるなんて出来なくて…。





きっと椎君が言ってくれなかったら私はそのままだったと思う。





『はいっ!』




私は笑顔いっぱい返事をした。



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