俺と私と制服と。


ガタンゴトン、、、、

      ガタンゴトン、、、、


まぁ、なんて人が多いんでしょう。
早く着かんかな、、、
あと、今がここやから
次の駅やな、、、

長いなー、
もー、窮屈やわ。
こーゆーの、きらいやねん。


ガタンゴトン、、、

ガタンゴトン、、、


スッ、、、

さわっ、、スリスリ、、、


ガタンゴトン、、、


スリスリ、、スリスリ、、、

ん、



んん?



うん、あれ?

なんか変。

あれ?触られてる?




スリスリ、、、





ちょ、マジかよ。

ほんまやめてよー!
動けないーー!

ほんまに気持ち悪い。
どいつやねん。
朝からやめてよ~(><)

ちょ、待てよ?
後すぐで駅につく。
もうすぐ、もうすぐ、、、


ガタンゴトン、、、
ガタンガタン、、、

もうちょっと



『扉が開きます、ご注意ください。』


プシュー…


よっしゃ今や!


私は変態痴漢野郎の
手をとっさに掴んで電車を降りた。
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