俺と私と制服と。


キーンコーンカーンコーン、、、


「やば!チャイムなるやん!
先、教室戻ろや!後で話すわ!
ダッシュや!ダッシュ!走れアキ!」

「だな。新学期早々遅刻は勘弁。」

教室めがけて私とシンが走り出す。


「ちょ!待ちなさいよー!
まってぇーー!!」

遅れてアキちゃんも走り出す。


シンとアキちゃんは私の親友だ。
幼なじみってところかな?
小学5年の時に関西から引っ越してきた私は
なかなか口もこのとおり悪かったので
馴染めずにいた。
そんな時に私を受け入れてくれたのが
彼らだった。

アキちゃんはこんなしゃべり方だけど
男の子である。そう、今流行のオネェ。(笑)


シンはのっぽ。なかなか、
困ったときとか頼りになる存在。


家もご近所なので普段は一緒に登校するのだが
今日は私が寝坊したので時間がずれていた。
くそ、寝坊さえしなければ朝から
こんなにイライラせずにすんだのに!
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