名前も知らない君へ
大好き



あれはいつかの寒い冬の日。


僕はいつもより少しだけ早く家をでた。


いつも通りの道、

周りに葉のない木が並んでる、真っ直ぐな道。


その日から運命の場所となった。



一輪の綺麗な花が咲いていて、
君はその花の前にしゃがみこんで微笑んでいた。



あまりにも綺麗に、笑ってたから


思わず顔が赤くなった。


一目惚れだった。


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