誰にも負けないくらい好きです
「はい!」

今は昼休み
私は放課後練習に参加出来ない分
この時間でしっかりやらなきゃいけないんだ。

「うん、だいぶ良くなってきたね。
今日は、ここまでにしよ?

皆疲れてるし、
それに立花さん委員会の仕事とかも入ってて
だいぶ疲れてるでしょ?

少し体休めたほうがいいよ?」

加藤さんが気を使ってくれた。

確かにだいぶ良くなってきていて、まとまりが出てきたと思う。


でも、何か私が迷惑かけているみたいで嫌だな。


「ありがとう。でも、私のせいだよね。

ただでさえ、放課後の練習に参加できないのに皆の方が頑張ってるのに…………」


「そんなことないよ!!
立花さんは他の誰よりも頑張ってるじゃん!

私だったらあんなに仕事こなせないよ。」

「そうだよ!それに、立花さんが頑張ってるの見てやる気出るんだよ?」


クラスメートたちが励ましてくれる。
でもさ?

「私を見たって何にもなんないよ………。」


「ううん!
立花さん見てると、こんなに頑張ってるのに私達はいいのか?

って、何か喝を入れられるっていうか………

とにかく、元気をもらえるの。」


メンバーはずっと頷いている。

みんな………


「ありがとう。」


このメンバーで本当に良かったかも。










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