黙ってオレのモノになってね。


・・・っう


「どうしよ、残りのカレー」


清香ちゃんが、そう言いながらカレーを見つめる。



「っあタッパとラップがあったから持って帰えれるよ!」


ナップからタッパとラップを取り出し


残りのご飯とカレーを入れ使い終わった鍋を洗う為、洗い場に向かう。




「香月~マジ動けねえ~」


「琉花~まだ時間あるから、ゆっくりしなよ」


「えっと洗い場が混むから、その前に行くね。ゆっくりしてて」



洗い場に向かう途中、他のテントの前を通ると「腹減った…」と


聞こえチラリ覗くと美神君が、お腹をさすって出てきた。


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