初恋の2人、正反対。
「あ…だから、きっかけがあったからあんな強引に出来たんだ」




「ああ…折角のチャンスだから、無駄にしたくなくて。睨んでるように見えたかもしれないけど、目だって…もとから釣り目なだけだったりするし…」


あと、とつけ翔は言った。

「告白した時舌打ちしたのは上手く言えない自分への苛立ちだったり…」




(そうなんだそうだったんだ…!)





「あー、でもこれで嫌われたよな…」



「なっ、そんな事ない!私、嬉しかった!告白も、一緒にご飯食べたのも。今も…私の事好きって言ってくれて…すごく嬉しい」



奈緒は、急激に顔に熱が集まるのを感じた。
心拍数も凄い事になってる。でも、伝えたい。






「私も、翔くんの事好きです」






2人は最高の笑顔になって、手を繋いだ。
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