絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「お前と親が歩きながら話してるのを聞いたんだ。性同一性障害がどうとかって…」


そんなに前から知っていたなんて…


でも…どうして…


「どうして…?それでも俊は友達でいてくれたじゃん…。いつも…一緒にいてくれたじゃん…」


僕を…受け入れてくれたんじゃないの…?


「それでもお前と一緒にいたのは、俺にも友達がいなかったから…。俺は独りは嫌なんだ…。だからお前と一緒にいたんだよ。」


涙が溢れてきた。


真実はあまりにも残酷だった。


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