絶対ダメな恋 〜偏見の世の中を生き抜いて〜上
「そっ…か。まぁこんなこともあるよね!初めてじゃん!離れたの」

内心かなりショックだった。
一番の親友と離れるのはやっぱりつらい。

「またあとでな!俺がいないからって泣くなよ〜(笑)」

「ばーか!」



三組の教室に入ると、もうみんな座ってチャイムが鳴るのを待っていた。

一部は机の上に座って喋っていたが。

「うっわ!先生かと思ったら一瀬かよ!社長出勤だなぁーっ」

少しでかい声で言ったのは1年の時同じクラスだった藤田だ。

「藤田…僕の席、もしかして、あそこ?」

机に座って喋っている不良三人の横の席を指差した。
「…うん。」

―今日の占い、何位だったっけ…?
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