俺色に染まれ
「おせーよ」




裏門につくと俺様野郎が不機嫌そうに立っていた






「ホームルームが長引いたの」






私は咄嗟にそう言い訳する






「ふーん?ま、いいや。乗れ」





まるで嘘を見透かすような目でそういった





ん?乗れ?




ふと見ると高級車が横に止まっていた





なにあれ、リムジン?つか運転手とかいるし!






「早く乗れ」




そういってひっぱられる




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