まだ一緒にいたかった。




「ここでしばらく待ちたいんだけど、紗梨、寒くない?」


「……ちょっとだけ寒いかな。」


「じゃあ。」


永真はあたしに近づいて、後ろから抱きしめた。


「まだ寒い?」


「……寒くない。」


ていうか、むしろ暖かいくらい。
恥ずかしくて、顔が火照ってるのも、関係してるんだろうけど……。



< 325 / 429 >

この作品をシェア

pagetop