あなたと私の秘密の図書室

レッツクッキング!

そんなこんなしているうちに家に到着。買い物終了ー!長かったような、短かったような不思議な感覚だけど楽しかった!また一緒に行きたいな…。って私は何思ってるんだー!
「ただいまー」
「お帰りお姉ちゃん!」
か、かわいずぎる…!妹に欲しい!はぁ徹いいなぁいいなー。
「……お帰り。」
かわいい、悪いけど可愛すぎるよ…!私、ここに住んでもいいわ、うん。
「さて、じゃ、聡くん料理、作ろっか!」
「うん。星奈いこ。」
「くそ、聡め。」
はぁ、徹は何を言ってのよ。まぁ、いっか。

キッチンに到着~!で広すぎてビビったけど、ま、誰かといれば問題ないか。
さてと、ジャガイモをレンジでチーン!!
「じゃ、つくろー!まずはポテサラから作ろっか!まず、ジャガイモをきりまーす。。一緒にやってみよっか。」
「うん。」
トントントントン…
「速……。」
「慣れだよ!聡くんもずっとしてれば速くできるようになるよ!あ、蒸した後だから熱いから気を付けて。」
「じゃあ、星奈がいるときは俺も作る!」
可愛い。なんなの、君は!馴れたらこんなに可愛くなっちゃうの?!君は徹の弟か?っていうかこの子は世にいう可愛い系のあれじゃないの?徹は世にいう普通のあれだと思うけど。……よくわからんが。
「うん。じゃ、これからもよろしくね!」
「うん!」
君が天使に見える…。……じゃなくて!
「じゃ、聡くんも切ってみて?」
「う、うん。」
トン、トントン、トン…
「お、うまいうまい!そんな感じ!じゃ、私は他の作業しとくから、」
さてとじゃ、私はジャガイモ潰すかー。あ、マヨネーズいれとかないとな。

「よっしゃ!切り終わったー!」
お、速い!!……本当に初心者なのかしら…。
「料理って楽しいな!」
あぁ…私の隣に天使が…。
「その気持ち、大事にするんだよ。」
「??」
よくわかってないっぽい。そりゃそうだな。ずっと続けると飽きてきてしまうんだよ……。
「で、俺何すればいい?」
「んー、じゃ、きゅうり切って。輪切りで!輪切りってこんなのね。」
ストンっと。
「こんな?」
ストン…。
「やっぱ聡くん、うまいね!!」
「そう?星奈が上手いから、俺もまねできるんだよー!!」
君は、もう天使の階級をこえて、神だよ!
「じゃ、私は卵茹でながらハム切っとくねー♪」
トントントン……。よし、切り終わった~♪あ。卵茹でんの忘れてた。ま、半熟で、茹でれば大丈夫!
グツグツ…
「星奈、切り終わったよ!」
お、丁寧!そしてキレイ!
「凄いね~聡くんは」
「すごくないって!それと君呼び止めて!!聡って読んでよ!」
今初めて兄と似ているところを見つけましたよ。
「……さ、とる。//」…聡、で、いいかな?」
「……//うん!」
はい、また兄と似ているところを見つけました。無言になるところー。何故赤面するんだ?でも、赤面しながらのうんは、可愛すぎる!マジ天使!じゃなくて、神!
「あ、きゅうりに塩かけとかないとね。」
よし、かけたかけたー♪
「じゃ、茹で玉子以外は混ぜ合わせて、茹で玉子を付け加えれば完成。」
「よし、俺がやってみる!」
いい気合いです。
「じゃ、お願い。私は味噌汁の具材切っとくね。」
トントントントン…
あ。そういえば、今徹は何してるんだろ~。勉強かな。…いや、徹に限ってそんなことはナイナイ(ヾノ・∀・`)。って私ってば何徹のこと考えて…か、薫ちゃんは何してるかな~。……って、そうだった!お風呂!!
「お風呂いれなきゃ!」
「兄さーん、風呂よろしくー」
兄をこきつかったー!うん、まぁ、そんなもんか。私もたまにこきつかっちゃうし。
「ったく自分でしろよ。」
「ごめん、徹。私がいれるね。」
私がいれなきゃですよねー。
「あ、だいじょぶだいじょぶ。いれてくるよ。」
徹、たまに優しくなるな~
「星奈効果すげぇ。」
うむ?ま、いっか。
「聡、星奈に変なことすんなよ。」
「その言葉まるごと兄さんに返すよ。」
この兄弟おもしろい!
「うるせぇ。星奈気を付けろよー。じゃ、風呂いれてくるわ。」
「「お願いしまーす♪」」

「さてと、じゃ、作業開始しますか。」
「うん。混ぜとくな!」
トントントントン……。
よし、切り終わった!聡く…聡はどうかな?
「終わった?」
「あと、もうちょい…よし!どうかな?」
「いい感じに混ぜれてる!」
本当に初心者かな?ってくらい…。
「じゃ、玉ねぎのみじん切りしてくれるかな?それと、終わったら、粘りがでるまでこねといて~」
「うん!玉ねぎのみじん切りってジャッキジャキにきるやつだよね!?」
言い方ーw地味にあってないwwっていうかハサミみたいだよ、その表現w
「うん。そうそう!」
トン、トントン、トントントントン…
だいぶ慣れてきた感じだね~♪
「さて、じゃぁ私は味噌汁を仕上げます♪」
言い方は違うかもだけどまぁ、いいや。
さて、具材いれてー味噌をいれてー具材いれてー完成☆あとはご飯前に温めとけば完了☆
「できたよー!」
えらいタイミングがいいね~って終わるの待っててくれただけかな?
「よし、じゃ、形を作ろう!こーやって!パンパンって叩けばだいじょぶ!」

「よし、じゃ、ついに!」
「ついに?」
「焼こう!」
「わかっとるわ!」
うん、いいよ、このコンビ!!自分で言うのもなんだけどね。
「じゃ、焼いてるうちに、ニンジンのあの甘いやつ、つくるよ!」
「名前…」

で、なんだこんだで完成☆
うん、不味そうには見えないから大丈夫!
「味見してみる?」
「うん!星奈からどうぞ!はい、アーン♪」
「ちょ、え!な、何してるの聡くん!?」
アーンとか、あれだよ、カップルがすることですけどおーー?!
「見ての通り、アーン、だよ?」
オーイ…。
「さ、聡、えーと、それはえーと、あの、付き合ってたりとかする人がするんじゃーないかな?」
「そうかも。」
あ、諦めてくれたかな?
「でも、そうときまってるわけじゃないんだし、大丈夫なんじゃない?」
う、おとなしく引き下がってくれないのね…。
「だから、はい、アーン♪」
うううぅ。どうしよう、仮にでも、私には徹という彼氏がいるわけでして……でも、この行為はカップルじゃないとしないってきまってるわけじゃないんだし……否定も出来ません…。
「ほら、星奈、早く食べないと冷めちゃう!!」
う、今聡くん、ニヤッってしなかった!?ってかしてよね!?
「……じゃあ、そうだ!徹に味見してもらおうよ!」
「うーん…わかった。っていうかと思った?」
え、違うんですか…。
「俺、兄ちゃんに羨ましがられたい。だから俺と星奈が仲良くして、兄ちゃんが俺に嫉妬するようにするわけ。だから星奈、協力して!!」
ふむふむ。なるほど~、……面白そう。
「いいね、それ」
「……星奈、ニヤニヤしすぎ。」
「だってそれ、面白そうじゃん((ニヤニヤ」
今日は頑張るぞー♪
「それと星奈、さっきから君づけに戻ってる。よ・び・す・て、ね。」
「はい、聡!」
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