あなたと私の秘密の図書室

突然の?

で、今廊下にいます。でもね、なんで玲翔さんがいるのでしょうか…。いや、トイレってことはわかるけど。ここは、トイレ方面じゃないんだよね。
「…あのー、ここ、トイレ方面とは逆ですよ。」
「あ?そうなの?ありがとう。」
あ、よかった、キレられなかったー。って思ったんだけど…はい、壁に手をつかれています。うん、世に言う壁ドンですよ。
「…なんで、俺がトイレに行くって言ったかわかる?」
「トイレに行きたかったから、ですよね?」
わかってますよ、そりゃ。私もそこまで鈍感じゃないですよ。…まー、貴方の態度が嘘じゃなかったら…だけどね。
「違う。…俺、星奈ちゃんのこと好きなんだよ。」
うん、知ってる。
「でも、私徹と付き合ってるんで…。」
「あった初日から好きになったわけ?」
「いや、私と徹、小さい頃は一緒にいて…」
「へぇ、幼馴染みだからいいの?」
「いや、そういう訳じゃなくて、私は徹の性格とか、本当に好きなんです。」
私に振り向いて貰おうとかな…まぁ、なんとか頑張って引っ張ろうとしてるところとか…
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